30年前とこれから・・

今年のお正月は高校卒業30周年の同窓会がありました。

卒業は平成元年、そして今年は平成最後の年・・正に平成の時代と共に30年を経てすっかり年をとりましたが、久しぶりの再会に懐かしい青春時代にタイムスリップしたような不思議な感覚のひと時でした(^^) 気がつけばすっかり酔っぱらって、友人の肩にずっとパンチをしていたみたいなんですが、全く覚えておらず・・翌日、本人からそれも懐かしかったとメールがきても、まさかそんなことをしたことも思い出せず・・年とると、どんどんやばくなることを痛感した年初めでした(^^;;

一方気がつけばいつの間にか30年が経っていたことに唖然とし、今後の30年についていろいろと考えてしまいました。

大学卒業以来、歯科医師として必死に知識・技術の向上を目指してきました。仕事は情熱とクラフトマンシップをもって楽しくやっていますが、今後はもっと大きな視座でいろいろ向き合っていかないといけないかなという思いです。
私の父は65歳のころ大病をして入院をしました。幸い命はとりとめましたが、「長島家は元々短命の家系なのでここで死んだと思って、残った人生は世のため人のために尽くしたい」と言っていました。それより以前からボランティア活動に情熱をそそいでおり、フィリピンのストリートチルドレンに対するSinging Angel Projectやアジア問題を考える会などNPO法人として活動をしておりました。

(https://www.youtube.com/watch?v=DSHTYbHY5Pk)

当時私はあまり父の活動に理解を示すこともなく、どちらかと言うと病院職員や家庭を顧みない自分勝手な自己満足なものだとあきれていました。それ以外にも父に反発することも多くありましたが、私が歯科医師になれたのも、こころ歯クリニックをオープンできたのも父のおかげであることは疑いようもありません。最近では私も当時の父の年齢に少し近づいたためか、父の考えもなんとなく理解できるようになった気がします。。

実は今年私は年男です。むかしから猪突猛進で言い出したらきかない、とよく言われていました・・今は自分一人だけの人生ではありません、関わりのある全ての方々のことを少しでも考えて物事を進めていけたらと思います(^^；