オンライン講義

ここ最近気が重くなるニュースばかりですね・・今までの何事もなかった生活が本当に幸せだったことを思い知らされます。あたり前だったことがそうでなくなると、ついつい不満がたまってしまいますが、今までと変わらず仕事ができることは大変ありがたく、スタッフ一同そろって毎日明るく働いてもらえることに感謝をしています。

 
アメリカで働いている後輩によるとワシントン州では現在緊急性のない医科・歯科診療は法的に禁止されているそうです。これは最前線で感染患者治療にあたる医師や看護師に十分なマスクやグローブなどの保護具が行き渡るようにするためで、そこまで徹底していることに驚きと深刻さを感じてしまいます。またスタッフも一時的に解雇されて失業保険で生活しているようですが、通常診療の禁止は５月１８日まで法的拘束力があり、その後も不透明であることからも、計り知れない不安と損失だと思います。
先月も書きましたが今我々ができることは、今まで通り日常的にしっかりと感染対策をすることしかなく、例え今以上に感染者が多くなったとしても、院内で決して伝播しないように感染防御対策を徹底していくことしかありません。また日常生活においても可能な限り感染を広げないための自覚と行動が求められていると思います。

 
市井の催し物と同様様々な学会、勉強会が中止、あるいはオンライン開催となっています。

オンライン聴講は時間的にも金銭的にも非常に有益なものですが、直接その会場でしか得られないことも多々あります。さらに講義をする側は従来通り会場に出向き、無観客の前で講義をして配信しなければなりません。

私の所属する福岡口腔インプラント研究会での日本口腔インプラント学会認定講習会は、専門医取得のために必須の講演会であり、非常にタイトなスケジュールのため４月もオンライン開催の予定です。今回私も講義を担当しているため福岡まで出向かなければなりません。

以前単身赴任であった時期には高速が一律１０００円だったこともあり、頻繁に岡山〜福岡間の車移動をしていました。今回久しぶりに車移動で対策をしようかと考えているところです(^^)