新型コロナワクチンについて その4

こころ歯クリニック

086-206-1621

〒709-0856 岡山市東区瀬戸町下188−1

診察時間 午前9:00〜12:30/午後14:30〜18:00/木・土 午前のみ

ブログ一覧

新型コロナワクチンについて その4

コラム

2021/09/01 新型コロナワクチンについて その4

 長かった夏休みも終わり、新学期が始まりましたね(^^) しかし学校が始まっても不安な思いをされている方も多いかもしれません。新型コロナ騒動は収束どころか益々混迷を極め、おかしな方向に向かっていると感じるのは私だけでしょうか・・皆さんは今後の生活がどうなったらいいと思いますか?

 

 インフルエンザの場合ウイルスの毒性が強く、感染すると発熱などの症状がすぐに出て、発症後2日から1週間で抗体ができます(獲得免疫)。一方新型コロナウイルスは獲得免疫の立ち上がりが非常に遅いことが分かっています。それは抗体を作るまでもなく、マクロファージやキラーT細胞といった自然免疫や細胞性免疫の段階でウイルスを処理できているからです。この段階でウイルスを撃退できれば無症状か風邪程度で終わるのですが、一部にそれをすり抜けて全身におよびサイトカインストームが起こって重症化や死に至る人がいるのです。簡単に言い換えると、ウイルスに暴露しても98%が無症状や風邪程度で済みますが、残りの2%に入院が必要な症状が出て、そのうちの一部が重症化するということです。このリスクが高いグループは①重度の要介護状態の高齢者 ②透析患者 ③重度の糖尿病患者などと言われています。いずれも免疫力が低下し、ウイルスが自然免疫や細胞性免疫をすり抜けて全身に広がりやすく、また血管が傷つき脆い状態にあり、動脈硬化で傷ついているとサイトカインストームで血栓ができやすいので、重症化しやすいと考えられています。また日本国民の75%は既にコロナウイルスに暴露しているという推計もあります(「コロナ自粛の大罪」より)。

 8月31日現在国内コロナ感染累計死亡者数は15987人ですが、その85%は80歳以上の高齢者です。20代の死者は13名で、19歳以下の死亡者は1人もいません(「東洋経済ONLINE新型コロナウイルス国内感染の状況」より)。もちろん一人の死は軽くはありませんが、インフルエンザでも毎年3千人〜4千人が亡くなっています。だからと言って飲みに行くなとか旅行に行くなと強要されることはありません。
今一番必要なことは必要以上にコロナを恐れるのではなく、年齢別死亡者数を示すこと、そしてハイリスクグループにとって致死的なウイルスではありますが、ローリスクグループにとって新型コロナウイルスは風邪と大きく変わらないウイルスであることを広く知らしめ、実態に沿った対策を講じることではないでしょうか。

 

 最後にワクチンについてですが、新型コロナは98%の人にとっては風邪同然ですので、ローリスクの人には必要ないと思います。一方ハイリスクの人には本当に重症化予防効果があるのであれば必要だと思いますが、抗体依存性感染増強ということが懸念されます。本当はイベルメクチンについてまとめるつもりだったのですが・・また機会がありましたら(^^;

 
 
 
 

 

こころ歯クリニック

電話番号 086-206-1621
住所 〒709-0856 岡山市東区瀬戸町下188−1
院長 長島 義之
診療時間 午前9:00〜12:30/午後14:30〜18:00/木・土 午前のみ
休診日 日・祝

TOP