何よりもまず害をなすなかれ

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何よりもまず害をなすなかれ

コラム

2025/11/01 何よりもまず害をなすなかれ

  「何よりもまず害をなすなかれ」、この一文は「ヒポクラテスの誓い」の中でもっとも有名な部分であり、医の根本倫理を示しています。医療は患者の利益のためにあるのは当たり前ですが、しかし近代医療はしばしば治療=善と短絡してしまい、医療者が「患者の利益」を医療者自身の判断で定義してしまうことで、患者本人の生き方や望みが置き去りにされる危険性があります。そのため「患者のために」というという言葉は「患者の声」を奪う言葉になりかねません。コロナ禍では医療が善であると信じるがゆえに「患者のために」という言葉の裏にある医療者や制度の都合、排除や支配構造を浮き彫りにし、真の患者中心の医療とはかけ離れたものであったと感じます。

 

 ワクチンは製薬会社が利益を得る製品です。化粧品や食品を選ぶ時に成分を見て決めるのは普通のことです。しかしmRNAワクチンは、何が入っていてどう作用するか調べることを禁じ、疑ったら反ワクと言われ考える人を黙らせ、おかしいと感じさせないようにメディアやSNSも規制されていました。厚労省とファイザー社との契約書は非公開であり、余剰ワクチンは多量に廃棄されたにも関わらず、それを使って調査することも実験することも禁止され、製造者責任を問えないものを信じ接種した結果、健康被害認定件数は10月6日までで9,319件にものぼっています。

 

 今年9月に開催された日本ワクチン学会年次総会において、厚労省関連の研究機関である国立感染症研究所が「修飾mRNAが接種後3週間以上体内に残存する」「体内のほとんどの臓器組織に分布する」「接種後に抗スパイク抗体がIgG4型へ転換する」と報告しました。IgG4抗体は免疫抑制に働き、感染しやすくなるため帯状発疹などを発症しやすくなり、コロナ感染者が増加する原因となります。今までのワクチン開発ではIgG4を誘導したワクチンは失敗作だとされていました。医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、mRNAワクチン接種がはじまる以前からファイザー社よりこの情報を得ていたにも関わらず、一方的な都合で接種が国策として推進されてきました。多額の資金が投入され多くの副作用報告が提出されているにも関わらず、いまだ全国規模での検証はなされておらず、接種記録も破棄されようとしています。

 

 米国疾病予防管理センターの諮問委員会では、ワクチン接種に際して「免疫変化が起こる」「体内の色んな所に分布し、残留する」「どうも遺伝的な変化が起きる」「製造上の不純物が入っている可能性がある」「腫瘍のリスクが高まる可能性がある」という説明と同意を徹底するように勧告しています。これを聞いても接種したいという人はほとんどいないため、アメリカでは事実上ワクチンの推奨をやめたということです。

 

 日本で新型コロナワクチン接種が医療関係者からはじまった当時、私は健康な人にほとんど危険性のない感染症の恐怖を煽る報道に甚だ疑問を持ち、あらゆることを調べました。その上で当時の従業員に対して、将来の危険性が疑われるワクチンの接種を私は推奨しないけど、自分でよく考えて決めるように伝えましたが、ほとんどの者は接種をしませんでした。

mRNA技術は今後インフルエンザワクチンやそれ以外の感染症、ガン治療ワクチンに応用されようとしています。コロナは打たないがインフルエンザは打ちたいとお考えの方も、よくお調べして決めて頂くことをお勧め致しますが、打つべきか打たざるべきか、その決定は強制されるものではなく、完全に各個人にゆだねられるべきものだと思います。

 

 

 

 

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