紅麹以外の要因は!?

こころ歯クリニック

086-206-1621

〒709-0856 岡山市東区瀬戸町下188−1

診察時間 午前9:00〜12:30/午後14:30〜18:00/木・土 午前のみ

ブログ一覧

紅麹以外の要因は!?

コラム

2024/04/01 紅麹以外の要因は!?

 紅麹のサプリメントが何かと話題です。

麹菌というのはカビの一種で湿度の高い日本をはじめ東アジアや東南アジアにしか生息せず、どんな食材で繁殖させるかによって麹の種類が変わります。味噌、醤油、みりん、日本酒、漬物などの発酵食品には不可欠で、日本の食文化に深く根ざしています。発酵食品は腸内環境を整えることで免疫力を高めることが知られており、腸内フローラと呼ばれる腸内細菌叢は、性格にも影響を与えていることがわかっています。

また腸は代謝や免疫を司るだけでなく、脳や腎臓と絶えず通信しており(脳腸相関、腸腎連関)、神経伝達物質も産生し、うつ病、自閉症にも関わっています。日本人の90%は海藻を分解できる酵素の遺伝子を持った腸内細菌叢があり、これは世界で唯一なのだそうです。

 

 赤ちゃんは出産時に母親の子宮、膣を経て、あるいは母乳から菌をもらいます。砂遊びで土壌菌を、口移しで口腔内細菌を獲得し指しゃぶりなどを通して3歳くらいまでに腸内細菌叢を確立していきます。その後も腸内細菌叢は育て共生していくものであり、何千年も日本食を食べてきたことによって、かつて戦前の日本人の腸内細菌叢は世界一と言われていました。

しかし1980年頃を境に、以前は欧米人にしかみられなかった潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患が急増しています。大腸癌はこの40年でおよそ7倍、乳癌も5倍ほどに増え、うつ病など精神疾患も増加傾向にあります。食の欧米化、行き過ぎた除菌、抗生物質の過剰使用、農薬などによる腸内細菌叢の悪化の影響がこれらの疾患の原因の一つと考えられ、腸内フローラ移植という治療法も実用化されています。

 

 さて紅麹は2000年の歴史があり、問題とされるサプリメントは2021年から販売されていました。原因が特定されていないにも関わらずメディアは大騒ぎ、厚労省は直ちに立ち入り検査、コールセンターも設置されるなど迅速すぎる対応です。一方で当時治験中であった新型コロナワクチンは異物混入や期限切れでの使用、さらには接種当日に亡くなっても因果関係は不明、重大な懸念はないと・・・いまだ継続されています。同じように対応しないのはどういう意図があるのでしょうか。

現在予防接種健康被害救済制度で認定されただけでもワクチン健康被害は6,795件、うち死亡は523名(3/28公表分まで)で、さらに超過死亡数を勘案すれば甚大な被害です。サプリメント以上にワクチンには重大な腎障害が多数報告され、国内でも102件(うち死亡8件)が認定されています。

このままでは原因がすり替えられ、漬物や梅干しに続いて、味噌、納豆など日本人にはなくてはならないものが規制されてしまう懸念があります。さらに現在は、WHOパンデミック条約、国際保健規則や地方自治法改正法案によって、日本人の基本的人権が奪われる瀬戸際にいることにも注視して頂きたいと思っています。。

 

 

 

 

こころ歯クリニック

電話番号 086-206-1621
住所 〒709-0856 岡山市東区瀬戸町下188−1
院長 長島 義之
診療時間 午前9:00〜12:30/午後14:30〜18:00/木・土 午前のみ
休診日 日・祝

TOP