センメルヴェイス反射 -フッ素塗布について-

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センメルヴェイス反射 -フッ素塗布について-

コラム

2024/05/01 センメルヴェイス反射 -フッ素塗布について-

 先日東区保険センターで1歳6ヶ月児健診を担当してきました。毎年1回程度の輪番ですが、毎回感じることがあります。保健所の歯科衛生士から「そろそろかかりつけの歯医者さんを見つけてフッ素塗布をしてもらって下さい」とお願いしていることについてです。

 

 ここ数年様々なことに疑問を感じて調べてみると、専門家の言っていることは必ずしも正しくないということが多くあります。通説や常識から外れたことを事実だと受け入れられないことをセンメルヴェイス反射といいます。かつて病院で大勢の妊婦が産褥熱で亡くなっているのは、医師による接触感染だと気づいたオーストリアの医師センメルヴェイスは、妊婦を殺していたのは自分たちのせいだったという事実を受け入れられない他の医師によって攻撃され、不遇な生涯を送りました。事実が認められたのは彼の死後10年以上経ってからです。国やメディアが間違ったことを伝えるはずがないと思い込んでいると、病気が怖い、感染が怖い、コロナが怖いと思い込まされていないでしょうか。もし予防接種が有効であったとしても、接種が必要なのは病気が重篤なものに対してだけであって、軽いものを予防する必要はありません。かつてBCGとDTP程度であった幼児期の予防接種は、現在1歳になるまでに5種類を13回も打たされるようになりました。

 

 もし誰かが自分の都合のいい情報を広めようと思えば、新聞やテレビ、SNSは強力なアイテムです。もしもワクチンや薬を売ろうと思えば、恐怖心を煽ったり、病気の基準を変えたりすれば簡単ですね。例えば血圧の基準はかつて年齢+90(60歳で150mmHg)でしたが、現在では120/80mmHg以上で病気とされてしまいます。その結果患者が増え薬が売れ、一生薬を服用し続けることで実は返って脳梗塞、癌が増えているというのが事実です。ちなみに血圧を下げるには食生活、特に精製塩の使用をやめミネラルを含んだ天然塩に変え、生活習慣を見直すことが重要です。

 

 20世紀初頭までアメリカでは半数近くの医者がホリスティック(全体)医学を実践していました。病気を防ぐには免疫が一番大事で、しっかり栄養、睡眠をとってしっかり運動をするというものです。1900年代初頭に製油所の副産物を医薬品として利用できることが発見されてから、特定の細菌、ウィルスがターゲットとなり、ロックフェラー医学が主流となってしまいました。当時活躍したのが野口英世で、その後ビジネスが第一の医学が続いています。

 

 フッ素は非常に毒性の強い化学物質です。微量であれば安全とされていますが、多動性障害、記憶障害、知能障害を引き起こす神経毒の一種であり、殺鼠剤の代表的な成分でもあります。虫歯にならないようにフッ素を塗布し続けるよりも、どうしたら虫歯にならないか原因を考え生活面を見直すことが、本当の予防治療だと考えています。

 

 

 

 

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