根の治療(根管治療)について

こころ歯クリニック

086-206-1621

〒709-0856 岡山市東区瀬戸町下188−1

診察時間 午前9:00〜12:30/午後14:30〜18:00/木・土 午前のみ

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根の治療(根管治療)について

コラム

2018/06/01 根の治療(根管治療)について

我が家の3女は毎日幼稚園の運動会の練習にいそしんでいます。練習している歌をくちずさんではかわいい踊りをみせてくれています。

岡山では、運動会や夏祭りなど地域のイベントでは”うらじゃ音頭”を参加者みんなでおどりますね。私の幼少期には影も形もありませんでしたが、2009年に福岡から岡山に引き上げてきた時にはすっかり地域に根付いていて、カルチャーショックを受けました^^; 毎年岡山桃太郎祭りでは街中にうらじゃの化粧をした小さなかわいい子がたくさんいて、最初に企画立案して、さらに岡山の文化にまでにした方々はすごいと思います(^^)
昨年の運動会ではうらじゃは嫌がって踊れませんでした。今年は「ドドンがドン・・」と歌ってはいますが、はたして踊れるでしょうか- -;

 

さて今回はこころ歯クリニックでの歯の根の治療(根管治療)についてご説明致します。

歯の内部、根っこの中には歯髄という俗に歯の神経といわれる組織があります。虫歯がすすんでしまったり様々な理由で歯髄組織に細菌感染がおこると炎症反応がおこり、あの独特なズキズキとする歯痛を生じます。まずは歯髄組織を保存することに努めますが、止むを得ない場合など歯髄組織を除去することを根管治療といいます。

根管治療中に唾液が入ると治療成績が下がってしまい、さらに数年後に再治療となってしまう可能性も高くなりますので、できるだけ歯肉からの浸出液や唾液が入らないように配慮する必要があります。そのため当院では必ずアシスタントが唾液を吸う管を口の中に入れておくか、唾液を吸い続ける装置をお口に入れる、また時にはラバーダムというゴムシートで歯を覆って処置することもあります。そのため患者さんは非常につらい状態となりますが、しんどい時は手を上げて合図をしてもらえばすぐに仮フタをして中断致します。

通常の根管治療では、手指感覚で判断しながら治療をすすめますが、当院ではマイクロスコープを使用して直接目で見て行います。そのため薬剤を用いて症状を抑えるということはほとんどありません。また確実に治療を行うためには時間も回数もかかることをご了承下さい。歯髄組織や細菌感染部を取り残してしまうと、いくらいい歯を入れても土台となる根の部分に問題を残してしまいます。

根管治療は歯科治療の中で最も難しく、歯科医の技量、姿勢が問われる処置であるといわれています。

 

 

 

こころ歯クリニック

電話番号 086-206-1621
住所 〒709-0856 岡山市東区瀬戸町下188−1
院長 長島 義之
診療時間 午前9:00〜12:30/午後14:30〜18:00/木・土 午前のみ
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